冬に向けて転倒を予防しましょう!⑤
(2020年12月16日 15:26)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
今回はサルコペニアを
改善していくための実践編です。
前回記事はこちら↓
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/index.html
では運動実施においての考え方ですが、
強度:最大挙上重量(1RM※)の80% 以上
セット数・挙上回数:2~3セット・8~12回セット
頻度:週 3 回 ・期間:3 カ月以上
ということになります。
※1RMとは全力でやっと一回できることです。
上記のやり方で筋肉が太くなりサルコペニアの
改善になると報告されています。
セット数や頻度はご自宅でも実践できるのですが
1RMは病院等で測定しなければなりません。(機械を用いて測定します)
しかも重たすぎる運動の負荷では関節が痛くなったり
上手くできなかったりと問題もあります。
なので重たい負荷の代わりに
沢山回数を行う必要があります。
具体的にどの程度の回数を行う必要があるかというと
8~12回を12セット以上行うと
重たい負荷と同程度の効果が得られると言われています。
なので例として合計すると
10回×12セット=120回 を1日にこなす必要があります。
それを最低でも3ヶ月以上続ける必要があります。
また12週間しっかり運動してついた筋肉が
12週間休むと半分になり
24週間休むとほぼ消失すると言われています。
なので自分が健康でいるためには運動をやめるタイミングは
無いと思いますので頑張りましょう!
最後におすすめの軽い運動を紹介させていただきます。
簡単な足の上げ下ろしですが
体幹も意識して120回やるとかなりキツイです。
参考文献
①宮地 他 サルコペニアに対する治療の可能性: 運動介入効果に関するシステマティックレビュー
②Zech A, Drey M, Freiberger E, Hentschke C, Bauer JM, Sieber CC, et al.: Residual effects of muscle strength and muscle power training and detraining on physical function in community-dwelling prefrail older adults: a randomized controlled trial. BMC Geriatr 2012; 12: 68.
③市橋 他 臨床理学療法領域におけるコア・パラダイム* ─筋力トレーニングにおけるパラダイムシフト─ 理学療法学 第 42 巻第 8 号 695 ~ 696 頁(臨20床15理年学)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
今回はサルコペニアを
改善していくための実践編です。
前回記事はこちら↓
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/index.html
では運動実施においての考え方ですが、
強度:最大挙上重量(1RM※)の80% 以上
セット数・挙上回数:2~3セット・8~12回セット
頻度:週 3 回 ・期間:3 カ月以上
ということになります。
※1RMとは全力でやっと一回できることです。
上記のやり方で筋肉が太くなりサルコペニアの
改善になると報告されています。
セット数や頻度はご自宅でも実践できるのですが
1RMは病院等で測定しなければなりません。(機械を用いて測定します)
しかも重たすぎる運動の負荷では関節が痛くなったり
上手くできなかったりと問題もあります。
なので重たい負荷の代わりに
沢山回数を行う必要があります。
具体的にどの程度の回数を行う必要があるかというと
8~12回を12セット以上行うと
重たい負荷と同程度の効果が得られると言われています。
なので例として合計すると
10回×12セット=120回 を1日にこなす必要があります。
それを最低でも3ヶ月以上続ける必要があります。
また12週間しっかり運動してついた筋肉が
12週間休むと半分になり
24週間休むとほぼ消失すると言われています。
なので自分が健康でいるためには運動をやめるタイミングは
無いと思いますので頑張りましょう!
最後におすすめの軽い運動を紹介させていただきます。
簡単な足の上げ下ろしですが
体幹も意識して120回やるとかなりキツイです。
参考文献
①宮地 他 サルコペニアに対する治療の可能性: 運動介入効果に関するシステマティックレビュー
②Zech A, Drey M, Freiberger E, Hentschke C, Bauer JM, Sieber CC, et al.: Residual effects of muscle strength and muscle power training and detraining on physical function in community-dwelling prefrail older adults: a randomized controlled trial. BMC Geriatr 2012; 12: 68.
③市橋 他 臨床理学療法領域におけるコア・パラダイム* ─筋力トレーニングにおけるパラダイムシフト─ 理学療法学 第 42 巻第 8 号 695 ~ 696 頁(臨20床15理年学)