通所リハビリブログ 第82号 お正月イベント

(2022年1月31日 15:32)(通所リハビリブログ)

こんにちは!北星病院通所リハビリ広報部です!
新年が明けてからあっという間に1月も後半となりました!
年末年始や年明けにかけて一気に雪が降り積り、あちこちに大きな雪山ができています(>_<)
道路状況もかなり悪くなっておりますので、皆様事故など無いようにお気をつけくさだいね、、、
 
通所リハビリセンターでは1月4日から3日間、お正月のイベントを行いましたので
その様子をご紹介します!
 
20220126鳥居.JPG 20220126お賽銭箱.JPG

今年も廊下に“北星神社”が建立いたしました!
 
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年末年始なかなか神社にお参りに行くことが出来なかった方も
リハビリスタッフと一緒にお参りいただくことができました!
 
20220126奉納.jpeg
 
集まったお賽銭は後日、皆様のお気持ちと一緒に千歳神社に奉納させていただきました!
 
20220126おみくじ①.JPG
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鳥居の隣にはひもみくじのコーナーを設置!
今年はご利益のある“七福神”のイラストが描かれています!
中には当たりくじも入っており、皆様運試しとして楽しみながら引かれていました!
 
20220126絵馬.JPG
 
また、リハビリ室内には、絵馬を飾れるコーナーをご用意いたしました!
皆様それぞれの願いをお書きいただき、今年の干支のトラなど様々な飾りをつけました!
皆様たくさんお書きくださり、隙間がないくらいいっぱいになりました(^^)
 
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20220126ご祈祷.png

そして、“北星神社”から神主さんと巫女さんにも来てもらいました!
今年も皆様に健康で楽しみながらご利用いただけるように願ってご祈祷してもらいました!
 
通所リハビリセンターでは皆様に楽しみながら運動していただけるように、
消毒や換気などを行いながら、季節を感じられるイベントを行っています!
今年も様々なイベントを予定しておりますので、またご報告させていただきます!
 
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!
 

通所リハビリブログ 第81号 職員研修

(2022年1月28日 16:35)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
今回は通所リハビリで、リハビリスタッフが月に1回行っている「職員研修」について、ご紹介していきます。
 
今月は、泉が「リハビリテーション意欲を高める応用行動分析学」というテーマで研修会を開きました。
 20220124通所.png
 
リハビリスタッフなら、誰しも「患者様・利用者様の意欲をアップするにはどうしたらいいのか?」、「注意を集中させることができない」という経験があると思います。
 
これらを、しょうがないとあきらめてしまう前に、このような感情が生まれるメカニズムや法則性を学び、より効果の高いリハビリの実現を目指していく、というのが今回のテーマの「応用行動分析学」です。
 
この考え方は、教育、医学、恋愛、スポーツとあらゆる分野で活用されています。
 
応用行動分析学とは、行動に着目し、行動分析を行うことで問題の解決や改善に活用していく心理技法のことですが、行動に着目して評価することを「ABC分析」と言います。
 
ABC分析は、「先行刺激(A)」→「行動(B)」→「後続刺激(C)」という流れになっており、「先行刺激(A)」をきっかけに、「行動(B)」が引き起こされる仕組みになっています。
 
分かりやすい明確な見通しがあると「行動」の動機づけになったり、望ましい「行動」に対してポジティブな結果を多様に出現させることで意欲を高めたり、失敗させない無誤学習で成功体験を積み重ねることが、行動を促進させるために重要です。
 
少し難しい内容でしたが、リハビリ意欲を高めるために、良い学習の機会となりました。
今回の研修会を活かして、スタッフ一同向上心を持って今後もリハビリに取り組んでいきます!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!
自重トレーニングの回数設定

(2022年1月26日 16:31)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日のテーマは『自重トレーニングの回数設定』です。

筋肉をつけたい!
と思っても場所や費用の面で本格的なジムに
通うには、まだまだハードルがあります。

身体一つで行える自重トレーニング(自分の体重を使った腕立てやスクワットなど器具を使わないもの)
は、やろうと思った時から簡単に始められます。

通常、筋肉をつけるためには最大筋力の
70~80%の負荷(重りなどを使用して)で実施するというのが
常識としてありました。

しかし、最近の研究では低負荷の筋力トレーニングでも
筋肉がつくことがわかってきました。

高負荷トレーニングと低負荷トレーニングでの
筋肥大を比較した研究になります。

条件に関して、回数は互いに限界まで実施することを
4セット行っています。

筋力トレーニングをした後は
筋タンパク質合成(筋肉が作られる現象)が活性化します。
高負荷でも低負荷でも、それが活性化していることがわかり
24時間後では低負荷の方が少しだけタンパク質合成が活性化しているという結果でした。
(Nicholas A Burd 2010 )
20220124外来.jpeg
なので結論としては
自重トレーニングを実施する際の目安の回数としては
『限界まで!』が今の科学で言われていることになります。

もちろん自重トレーニングでも
いきなり限界まで追い込むことは難しいので
慣れるまで(フォームなどが安定するまで)一定の
回数で行うこともありなのではないかとは思います!

運動経験のある人は限界まで頑張りましょう!


引用文献
Nicholas A Burd Low-load high volume resistance exercise stimulates muscle protein synthesis more than high-load low volume resistance exercise in young men. PLoS One. 2010 Aug 9;5(8):e12033. doi: 10.1371/journal.pone.0012033.
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.28.

(2022年1月24日 16:27)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。

テーマは
『腰の触診』です。
20220124外来2.jpeg
今回は基本に立ち返り、脊柱の触診を行いました。
脊柱は頸椎(首)が7つ、胸椎(胸)が12つ、腰椎(腰)が5つあります。

本日は実際に、上からと下からの触診、どこの脊柱の間が狭くなっているか?
動きが少ないか?などの触診の練習を行いました。

私たちは腰痛などの患者様を評価する際に
触診での確認、患者様に実際に動いてもらって
どこの部分が沢山動いて、どこの部分の動きが少ないかなどを
みていき運動療法や徒手的な介入を行なっていきます。

そのため触診の能力は常に触診の能力を磨いておく必要があります。



患者様に役立てるように
次回も頑張ります!
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.27.

(2022年1月22日 09:37)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。

テーマは
『膝の正面』です。
20220118外来 (2).jpeg
膝は内側が痛いという訴えが多く聞かれますが
膝の正面も痛いと言われることが多々あります。

膝の正面には膝の皿と大腿骨(太ももの骨)との間にある
膝蓋大腿関節(しつがいだいたいかんせつ)があります。

また、膝の腱の真下には膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)という
脂肪の塊があります。

脂肪の塊は痛みを感じやすいので膝の皿の関節などの
動きが悪かったり、膝が硬く伸びづらかったりする時に
負担が増加し痛みが出ることがあります。
(脂肪の痛みは脂肪の多い太ももをちねるとわかりやすいかな?と思います。)

本日は、そんな膝の正面の触診を
練習しました。
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次回も頑張ります!
療養病棟にて音楽療法を行いました☆

(2022年1月20日 14:07)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院音楽療法士の青木梨央です。
 
先日、北星病院4階の入院患者様4名に対し、音楽療法を実施させていただきました!
皆さんが集まるまでの間には、ピアノで冬にまつわる曲や患者様からのリクエストで「くちなしの花」を演奏しました。
懐かしそうに小さく口ずさみながら聞いていました(^^)
 
20220120音楽療法①.JPG
まず初めには「世界の国からこんにちは」の替え歌を、セラピストが歌いかけながら一人ずつタンバリンを鳴らして頂きました!
職員が一人ずつ関わることで、他の人が鳴らしてる様子を見たり、他者へ意識が向くきっかけにもなります。
曲の最後には全員で手拍子する場面もあり、一体感を感じました!
 
20220120音楽療法②.JPG
2曲目は「雪」に合わせて準備運動を行いました。
リトミックスカーフを使用した手指の運動で、
1つ目が「スカーフの端を片手(両手でも可)で持ち、手の中に丸めていく運動」
2つ目が「スカーフを上に投げてキャッチする運動」
を行いました。
柔らかなスカーフを用いることで、
丸めやすく、投げて落ちてくるまでの時間が長いことでキャッチしやすかったです(^^♪
手指の力が弱い方や瞬時に反応することが難しい方も取り組むことが出来ました!
 
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3曲目には「高原列車は行く」に合わせて引き続きスカーフを使用して体操を行いました!
色のついたスカーフを使用することで、視覚障害のある方も一緒に体操を行うことが出来ていました(^^)
綺麗なスカーフに皆様のやる気もアップ!!
 
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ピアノとトーンチャイムによる「きよしこの夜」の演奏の様子です。
曲の最後には患者様一人ずつ、音楽に合わせてツリーチャイムを鳴らしていただきました!
自分の番がくると、積極的に楽器の方へ手を伸ばし、ツリーチャイムを鳴らしていました。
クリスマス気分になりました☆
 
今後も手指消毒や換気、距離の確保など感染症対策を行いながら音楽療法を様々な場所で、たくさんの方に提供していきたいと思っています!
ご興味のある方は、北星病院音楽療法士の青木までお声掛け下さい(^^)♪
 
以上、北星病院音楽療法士、青木でした!

ポケモンGOと身体の活動量の関係

(2022年1月18日 09:36)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

年越しにおいしいものを食べ過ぎて体重が増えた方も
いらっしゃるのではないでしょうか?

痩せるための運動のきっかけが欲しい人は
『ポケモンGO』をおすすめします!

なぜポケモンGOなのか?ということですが
ポケモンGOを日常的にプレイしている人は
身体活動量が増加すること、青年期では集中力などが向上し
若年成人では記憶力が向上したと報告されています。
(集中力や記憶力は歩くといった有酸素系の運動で脳への血流量が増加することも
関係してきます 岩本 2020)
更に、冬でも歩数といった身体活動量が低下しないと報告しています。

重要なことはポケモンGOの様に運動するといった意思決定の
きっかけになるということになりますね。

ポケモンGO以外にもドラクエウォークなどや
歩数と連動したスマホゲームがありますので
日頃の健康のために興味のありそうなゲームを探してみるのも良いと思います。

参考文献
①Jung Eun Lee Effects of Pokémon GO on Physical Activity and Psychological and Social Outcomes: A Systematic Review J Clin Med. 2021 Apr 25;10(9):1860. doi: 10.3390/jcm10091860.
②岩本 脳の血管機能およびメンタルヘルスの改善を引き起こす 有酸素性運動の運動強度の検討 2020
回復期リハビリ病棟 書き初め大会

(2022年1月13日 16:50)()

こんにちは!
作業療法士 小川です。

今年一発目の回復期レクリエーションは…
年明けにピッタリのイベント
「書き初め大会」‼︎

デイルームに書き初めブースを設置し
興味のある方にはどんどん
お立ち寄り頂きましたー!

みなさま、大変達筆です…!
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ちなみに…!
昨年末のクリスマスレクリエーションでは
サンタさんから回復期病棟の皆さんへ
メッセージカードのプレゼントがありましたよ!

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2022年もレクリエーション張り切って
頑張ります!
北海道千歳市 リハビリの病院 少し早いけどお雛様

(2022年1月12日 10:30)(スタッフの活動)

こんにちは。

作業療法士の佐藤です。
鏡開きも終わり、ちょっと…いや、とても早めではありますが患者様とお雛様を飾りました。
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歩ける方も歩行器の方も車椅子の方も、見本の写真と見比べながら、昔の記憶をたどりながらゆっくりと完成させました。

しばらくは病棟内を華やかにしてくれると思います。
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通所リハビリブログ 第79号 クリスマスイベント

(2022年1月10日 18:48)(通所リハビリブログ)

新年あけましておめでとうございます!
北星病院通所リハビリ広報部です!
皆様年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。
今年は雪や寒さが厳しい年末でしたので、ご自宅にて過ごされた方も多いかもしれませんね。運動不足にならないよう、本年も職員一同、皆様の健康を全力でサポートさせていただきます!
 
少し前になってしまうのですが、昨年12月23日、24日とで
クリスマスイベントを行ったのでその様子を報告します!
 
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今回のレクリエーションはその名も「サンタさんお手伝いゲーム」!
職員とじゃんけんをして、買った分だけプレゼントを獲得できます!
チームごとに分かれてのゲームでしたが、接戦がつづき、
一戦一戦ごとに熱いじゃんけんを行っていました!
 
 
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20220110音楽隊②.JPG  

また、毎年恒例音楽隊の演奏を行いました!
今年は「ジングルベル」「サンタが街にやってくる」「赤鼻のトナカイ」「きよしこの夜」
の4曲をハンドベルや鈴、グロッケンなどを使って演奏しました!
皆様、知っている曲など時折口ずさみながら聞いてくださいました(^^)
 
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演奏が終わると、奥からサンタとトナカイがプレゼントを持って登場しました!
今年はクリスマスツリーも登場です!
 
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 プレゼントは手作りの「コインケース」です!
それぞれ柄も異なるものをお渡しさせていただき、
「まあ、ステキね」と大変喜ばれていらっしゃいました!
 
通所リハビリセンターでは今年も引き続きご利用者様に楽しんで運動していただけるように四季折々様々なイベントを実施予定です!
随時体験利用も受け付けておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください!
 
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!
 

ダイエットにおけるカロリー制限について

(2022年1月 1日 12:52)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

やせたい!
と思う時に最初に思いつくのは
カロリー制限があると思います。

ただご飯を我慢することでカロリー制限には
なりますが体には良くありません。

しかも、ダイエットで筋肉量が大幅に減ってしまうことは
リバウンドの原因にもなってきます。

せっかくやせたのにすぐに戻ってしまっては意味がありません。

本日紹介させていただくのは、どの程度のカロリー制限が
リバウンドしにくく筋肉量を減らしづらいのか?です。

筋肉量を減らさないペースは↓になります。
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20211229外来3.png
大きなカロリー制限では筋肉量が大幅に筋肉量が減ってしまうのでおすすめできません。

何事も徐々に行うことが体への負担も少なくリバウンドも防止できることになります。



参考文献
①Garthe I, et al. Effect of two different weight-loss rates on body composition and strength and power-related performance in elite athletes. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2011 Apr;21(2):97-104.
②Chaise Murphy 1, Karsten Koehler 1 Energy deficiency impairs resistance training gains in lean mass but not strength: A meta-analysis and meta-regression Scand J Med Sci Sports. 2021 Oct 8.
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.26.

(2022年1月 1日 12:43)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。
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本日も前回に引き続き膝の内側をテーマに行いました。
膝の内側の中でも今回は『鵞足(がそく)』です。

鵞足はスネの内側の上にある部分で
半腱様筋、薄筋、縫工筋といった筋肉で構成されています。

膝の内側が痛いといって来院される中には、実は関節ではなく
この部分が原因なこともあります。

個々の筋肉によって伸ばされる姿勢が違うことが
特徴としてありますので、鑑別のためのそれぞれの姿勢のチェックと
触診の練習を行いました。


次回も頑張ります!
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