北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R4.No.11.
(2022年10月15日 23:37)
こんにちは
北星病院外来リハビリ班です!

今回は朝練での膝関節疾患3回目(最終回)の勉強をしました。
 
変形性膝関節症の患者様の膝は脛骨という脛の骨がずれていると言われており、
 
多くは前方や外側にねじれるようにずれると言われています。
 
 
 
膝の骨がずれていることで、体重をかけた時に膝関節にかかる負担が増加し、(外部膝内反モーメントの増大)
関節痛や軟骨摩耗の加速につながります。
 
 
 
膝関節は大まかにみると曲げる・伸ばす動きをしますが、
 
細かく見ていくと捻じれの動きを伴う関節です。
 
膝が曲ったまま伸びなくなってしまう屈曲拘縮などの症状も
 
治療上重要な所見ですが、膝の捻じれ(回旋不安定性)についてみていくことで
 
治療の選択幅が広がるものと期待しています。
 
S__20611110.jpg
 
患者様の状態を細かく観察し、少しでも患者様の痛みの改善に貢献できるよう
 
頑張っていきたいと思います。