運動と身体の免疫機能
(2023年1月 5日 13:30)

あけましておめでとうございます!

北星病院外来リハビリ班です。

 

お正月は大雪にもならず快晴でしたね。

 

なかなかコロナ禍も終息は見えず、いたちごっこで我慢が続きますね。

 

感染症にかからないように手洗いうがいや生活リズムを正すことも

重要ですが身体を元気に保っておくことも必要です。

 

今回紹介するのは、運動と身体の免疫機能に関してです。

 

習慣的な身体活動のレベルが高いほど、市中感染症のリスクが 31% 減少し

適度から活発な定期的な身体活動は、市中感染症のリスクと感染症による死亡率の低下に関連しており

免疫系の防御の第一線を強化し、ワクチン接種の効力を高めます。(Sebastien 2021)と報告されています。

 

簡単にいうと、定期的に運動を行なっている人は免疫能力が高まり

感染しづらくなるのではないかと言っています。

 

具体的に、この研究で対象になった運動はどんなものかというと

ランニングやウォーキングなどの有酸素運動、筋力トレーニングを週に3回程度

運動の強さは中等度、一回30分ほどが推奨されています。

 

運動をすることで身体機能(筋力など)もアップし免疫力も高まり

シェイプアップすることで見た目も良くなれば、これ以上に良い自己投資は見当たらないのではないでしょうか?

 

是非、一緒に運動を行なっていきましょう!

北星病院YouTubeでも運動動画アップしていますのでご視聴ください。

 

引用文献

Sebastien F. M. Chastin Effects of Regular Physical Activity on the Immune System, Vaccination and Risk of Community-Acquired Infectious Disease in the General Population: Systematic Review and Meta-Analysis Sports Medicine  volume 51, pages 1673–1686 (2021)