かわせみ指定居宅介護支援事業所ブログ 第4号
(2023年3月30日 14:47)
かわせみ事業所の松本です。今回は高齢者向けの住まい(施設)の種類についてご紹介します。
 

☆ミニ情報 高齢者向けの住まいや施設ってどんなところがあるの?
20230330かわせみ1.png だんだんと春の陽気に恵まれるようになり、新生活を迎えられる方も多い季節となりました。

先日、利用者様とそのご家族から「将来的に自宅での暮らしが難しくなったらどうしたら良いか不安に思う。施設といってもどんなところがあるのかわからない。」といったご相談を受けることがありました。

高齢者向けの「施設」や「住まい」といっても様々な種類がありますよね。それぞれの特色について簡単にまとめてみました。
 
  • 特別養護老人ホーム(特養)
 一般的に「終の棲家」とも言われており、日常的に常時介護が必要な人が入所する施設です。食事や入浴など日常生活上の介護全般が受けられます。原則として要介護3~5の認定を受けた人が対象です。
 
  • 介護老人保健施設(老健)
 病状が安定している人に対し、医学的管理のもと、看護や介護、リハビリテーションが受けられる施設です。病院と在宅の中間施設とも言われており、家庭への復帰を支援しています。要介護1~5の認定を受けた人が入所の対象となります。
 
  • 認知症グループホーム
 認知症の診断を受けているかたが共同生活をする住まいです。介護職員等による必要な介護のもと、一般的には1ユニット9人で共同生活をする場所です。要支援2~要介護5の認定を受けた人が入居の対象となります。
 
  • 有料老人ホーム
 介護付き有料老人ホームは介護などのサービスがすでに付いている老人ホームで、介護度に応じた一定額の負担が必要となります。サービスや金額とも多種多様で、中にはリハビリの専門職を置いている施設や、看護師が常駐している施設もあります。
一方、住宅型有料老人ホームは介護サービスを受ける場合、別契約となります。必要な介護サービスの利用により、費用は変動します。こちらもサービスや金額などは施設により様々です。


  • サービス付き高齢者向け住宅
 賃貸契約となり、入居の対象も自立~要介護認定を受けている人まで様々です。介護サービスについても必要に応じて利用となるため、サービスの利用により費用も変動します。基本的に安否確認や食事の提供は受けられますが、食費や居住費等は施設により設定が異なるため事前の確認が大事になります。
 
20230330かわせみ2.png ほかにもケアハウスなど、高齢者向けの施設があります。
施設により料金設定やサービスの内容が様々ですので、入居を希望される際は事前に確認や見学に行かれることをお勧めします。