(2020年8月20日 09:44)(外来リハビリブログ)
こんにちは!北星病院外来リハビリ班です。
本日は膝の為の運動編です。
前回の記事では膝の痛み、変形性膝関節症等に触れましたが
今回は痛みを予防していく為の運動の紹介を行います。
大きく分けると2種類あります。
⒈O脚(がに股)では無い人向けのものと
⒉O脚(がに股)の人向けのものになります。
※O脚(がに股)の基準は真っ直ぐ立った状態で膝の間が指2本以上(がに股)になります。
前回の記事も併せてご参照ください。
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-238.html
まずは1のがに股では無い人向けの運動です。
膝を伸ばす筋力が強い方が痛みが少ないとの研究結果もあるので
膝を伸ばす筋トレになります。
次に2のがに股の方向けの運動となります。
がに股の人は膝を伸ばす筋トレだけをしても効果が
出にくいと言われています。
まずはがに股を運動によって改善していく必要があります。
当院、外来リハビリ班の小川主任の研究では
以下の運動を行なった患者様はがに股の改善と共に歩行時の
痛みが減ったということも報告しています。
ぜひ、お試し下さい!
引用文献
①小川
内側型変形性膝関節症に対する下腿内旋エクササイズを 含む運動療法・徒手療法が症状および身体機能に及ぼす 即時的効果:準ランダム化比較試験
北海道理学療法 2018
②理学療法診療ガイドライン第一版