(2020年7月27日 13:24)(外来リハビリブログ)
こんにちは!北星病院外来リハビリ班です。
最近は晴れたり雨が降ったり天気が安定しませんね。
患者様の中には天気が悪い日に痛みが出ると言われることが
あります。
今日はそんな方達のためのテーマです。
昔から天気が悪くなると痛みが出てくると感覚的に感じてきたものが最近は科学的に解明されてきています。
気圧が低くなると痛みが出る方のことを天気痛と言います。
具体的な症状としては腰痛や頭痛、関節痛などがあります。
そんな天気痛の原因の1つとして交感神経の活動が上がることが指摘されています。
交感神経とは自律神経の1つ(反対の活動をする副交感神経もあります)で身体を活動的にするための神経です。
反対に副交感神経はリラックスする為に活動する神経です。
なので天気痛で困っている場合は副交感神経の活動が上がることをしていく必要があるかと思います。
簡単にいうと「リラックスすること」です。すぐできる事としては深呼吸があります。
吸うことより吐くことを長めにすることが重要です。ぜひ試してみてください!
ウェザーニュースでは天気痛予報なんていうもあります。
こちらも参照ください→ https://weathernews.jp/s/pain/
参考文献
1)Terao C, Hashimoto M et al. Inverse Association between Air Pressure and Rheumatoid Arthritis Synovitis PLOS ONE published 15 Jan 2014)
2)佐藤 気象変化と痛み Spinal Surgery 29(2)153‒156,2015