(2022年11月 2日 13:12)(かわせみ)
かわせみ事業所の髙波です。今回は、住宅改修や福祉用具レンタル、福祉用具購入で生活がしやすくなった例を紹介します。
→ |
左片麻痺のある50歳代女性。杖歩行。
この写真のように玄関フロアーをドアまで広げたことで、ドアの施錠、開錠が一人でできるようになりました。
◆住宅改修 左上下肢麻痺が軽度ある男性。外階段に手すりを設置したことで、一人で階段昇降ができるようになりました。 階段面に滑り止めを設置したことで冬でも安心! 車椅子が必要な方は、階段にスロープを設置することで外出動作が容易になります。 |
◆レンタル 歩行にふらつきのある80歳代女性。 トイレ前に手すりを連続して設置したことで、 軽介助で移動ができるようになりました。 |
◆購入 浴槽に浴槽台を設置することで、半身浴にはなりますが浴槽からの立ち上がり動作がスムーズになり介助者の入浴介助の負担が軽減されました。 |
◆レンタル この機械!「スカイリフト」と言います。 立位保持ができない70歳代の女性ですが、家族の介助を受けトイレでの排泄が可能になりました。 |
介護保険はレンタルが原則! 購入は年間10万円まで利用できる! 住宅改修は20万円まで利用できる! |
例えば・・・
〇手すり ベッド横に置き型の手すりを設置することで、 起き上がりや立ち座り動作がスムーズになり転倒を予防できる場合があります。 |
〇歩行 歩行器や車椅子を活用することで、自分で移動が可能になる場合があります。 身体状況に合わせた車椅子を選択することで安楽な姿勢保持が可能になる場合があります。 |
〇排泄 ポータブルトイレを購入することでオムツ内に排尿しなくて済むようになります。 最近のポータブルトイレは、水洗機能、温水便座機能を搭載しているもの、排泄物を即座にラッピングして廃棄を簡単にして臭い問題を解消してくれるものがあります。ベッド上でのケアの身体的負担やオムツ(パット)購入のための経済的負担の軽減にもなります。 |
〇入浴 入浴は、日本人にとって大切な日常生活の一つです。 シャワチェアーやバスボード、浴槽手すり等を購入。 または、浴室内の必要な箇所に住宅改修で「手すり」を設置し 環境を整えることで・・・ 安心・安全な入浴を実現できる可能性があります。 |
福祉用具を活用することは、自分でやりたいことを自分でするための道具だと思います。
病気や事故、誰かの手を借りなければならなくなった時にも、できる範囲で「自分でする」という姿勢を「自立支援」と言います。
福祉用具専門相談員は、ケアマネジャーと共に、最適な福祉用具を選ぶお手伝いをします。