ストレッチ の時間について

(2022年9月30日 17:20)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
食欲の秋、運動の秋。
運動後に硬くなった筋肉をストレッチしよう!といった方も多いと思われます。
 
そこで困るのがストレッチの時間設定について。

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今回ご紹介する研究内容としては
30秒×4セットのふくらはぎの静的ストレッチを「休息せずに2分間伸ばす場合」と「セット間30秒の休息を挟みながら合計2分間伸ばす場合」とで、筋肉の硬さを比較したものです。
 
結果としては休息を挟まずに2分間続けてストレッチを行った方が筋肉の硬さは減少したとのことです。
 
ストレッチを行う際は出来るだけセット間の休息は短く、長い時間伸ばし続ける方が筋肉は解れるかもしれません。
 
ただ、痛みが出るようなストレッチは逆に筋肉を硬くしてしまう可能性があります。
 
気持ちいい位の強度に留めておきましょう。
 
是非、お試しください!
 
【参考文献】
Effect of static stretching with different rest intervals on muscle stiffness.
Shusuke Nojiri et al. J Biomech. 2019.
YouTube更新!

(2022年9月30日 17:13)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

久々にYouTube動画を更新いたしました!
(滞ってすみません…)

外来リハビリをみじかに感じてもらうため
患者様などへの自主トレのための運動の紹介をメインに行なっていきます。

機器紹介(In Body)

スクリーンショット 2022-09-30 15.39.12.png

https://www.youtube.com/watch?v=19jKagGGx4o

運動紹介(今回はブルガリアンスクワット)

スクリーンショット 2022-09-30 15.48.43.png

https://www.youtube.com/watch?v=VlAZM7wlpI8


次回も更新をお楽しみに!

北星病院 4階療養病棟 【スタッフ紹介】

(2022年9月29日 12:04)()

こんにちは!4階リハビリチーム作業療法士 米田 です。
 
☆学生さんも必見☆
本日は、4階療養病棟で働く言語聴覚士を紹介させて頂きます!
 
まず「言語聴覚士」とは、どんな職種なのかを、簡単に紹介します。
 
言語聴覚士は「話す、聞く、食べる」のスペシャリストであり、対象となる患者さんは子どもから大人まで幅広く、リハビリテーションを通じて症状の改善をはかる仕事をしています。
 
具体的には
①摂食・嚥下の訓練
   (食べたり・飲み込んだりの練習)
②成人言語・認知の訓練
③発声・発語の訓練
④小児言語・認知の訓練
⑤聴覚の支援
を主な仕事としています。
 
当院では、その中でも
①摂食・嚥下の訓練
②成人言語・認知の訓練
③発声・発語の訓練
が言語聴覚士の主な役割となっています。
 
それでは、4階リハビリチームの言語聴覚士の1人を紹介します!

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言語聴覚士
佐久間 悠 (さくま はるか)
 
趣味:博物館観賞
好きなこと:食べること
好きな食べ物:お米と焼肉!
 
当院で活躍中の「シーティングチーム」に所属しており、上記で紹介した言語聴覚士の仕事に加え、シーティングの知識や技術を勉強しています。
 
食事・飲水のためのベッドでの適切な姿勢や、車椅子座位を評価しています。
そして、体交まくらやクッション等を用いた「ポジショニング」や「車椅子調整」も積極的に介入しています。
 
嚥下造影検査(VF)という飲み込みの検査の時でも、大活躍しています。
 
姿勢評価を得意とする理学療法士に引けを取らない知識と技術で、4階リハビリチームを引っ張ってくれています!

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言語聴覚士を目指している学生さんも読んで頂けたなら嬉しいです!
当院には、このような格好いい先輩がいるんですよ~☆
 
これからも、宜しくお願い致します!!
「作業療法 勉強会」

(2022年9月29日 11:59)()

こんにちは!作業療法士の小川です!
 
またもや勉強会の様子をぱしゃり…!
(いつも途中で写真撮ってごめんねっ笑)

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前回のSDSAの勉強会に引き続き、
今回は重量弁別・大小弁別の
感覚検査を実施中〜!
 
日々の業務でなかなか多忙な
回復期OTの仲間達ですが
新卒スタッフの練習も兼ねつつ
既卒スタッフも確認確認…!
2週に1回、みんなで復習会を実施しています!

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日々の介入での経験や
良いアイデアをみんなで共有!
明日のリハビリをより良いものに
出来るよう、みんなで頑張っています!
いわゆる肩こりと首の筋力

(2022年9月26日 17:13)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

皆さんは肩こりはあるでしょうか?
症状を感じて病院にかかられる人の中でも肩こりが占める割合は多
いと多いと言われています。
(ちなみに女性は肩こりがNo.1.です)

姿勢の不良(いわゆるねこ背)や筋肉量の少ない方も肩こりの原因
の一つと言われています。
今回のキモとしては首の伸展筋(首を後に動かす筋力)の『持久力
』の有無によって
肩こりがある人とない人で差があるというお話です。

うつ伏せに寝た状態でベッドから頭だけを出して2Kgのダンベル
を何分支えられるか?といった研究があります。
結果としては、肩こりがない人は約6分30秒、肩こりがある人は
約3分30秒耐えられたといった結果が報告されています。

職員で試行して見ましたが見事に基準の6分30秒以上耐えられる
ことができました。
論文に載っている新しい検査方法などもまずは自分で試してみるこ
とが大事ですね!


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肩こりの過去記事です。 是非、参照ください!

https://www.hokusei.or.jp/hoku
man/2020/07/post-223.html

参考文献
厚生労働省 世帯員の健康状況
神田 他 若年女性の慢性肩こり有訴が頸部に影響を及ぼす因子 理学療法科学 35(4):483–487, 2020