回復期病棟ブログ「壁装飾レク」

(2022年7月20日 15:47)()

こんにちは!作業療法士の小川です!
 
蒸し暑い日が続いてきましたね!
 
最近の回復期病棟では
壁装飾レクを実施しましたよ!

小川22.jpg
 
手作業がお得意な皆さんの
ご協力を頂き次々と華やかなパーツが
出来上がっていきます!

小川23.jpg 小川24.jpg
 
手作業しながらの会話って
なんかいいですよね。

小川25.jpg
 
自然と漂う和やかな雰囲気の中
出来た作品がこちら!
 
紫陽花ちぎりえの完成です!
 
現在は、ここに笹の葉が
増えて短冊が飾られて
きています〜!
 
季節を感じるそんな1日でしたー!
通所リハビリブログ 99号 夏祭り

(2022年7月20日 15:33)(通所リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
北海道も夏らしく暑くなってきましたね!
今年は3年ぶりにお祭りや花火大会もあり、夏を感じるイベントがたくさんありそうですね!
通所リハビリの皆様にもお祭り気分を感じて頂きたく、夏祭りを開催しました☆


射的①.png 射的②.png


こちらは毎年恒例の『射的』です!
100点の的に狙いを定めて、真剣な様子で取り組まれていました(^^♪
上位3名には景品をプレゼントさせていただきました!
 

千本引き①.png 

懐かしい駄菓子が当たる、『千本引き』の様子です!
欲しいお菓子が当たるようにとドキドキしながら紐を引くのは、いくつになっても楽しいものですね(^^)
「懐かしいね~」「これ好きなんだ~」と喜ばれていました♪


レク①.png レク②.png レク③.png


レクリエーション『お好み焼きリレー』の様子です!
団扇で作ったへらでお好み焼きを隣の人に回していくゲームです。
最後にあるトレーの中にお好み焼きをいくつ届けられるかを2チームに分かれて競いました!
隣の方と息を合わせ、声を掛け合いながら真剣な様子で取り組まれていました(^^)/
 
今後も感染対策を行いながら、様々なイベントを開催予定です!
ぜひお楽しみに♪
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!



ダイエット時のカロリー制限のお話

(2022年7月12日 15:28)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
夏に向けてやせたい!と思って運動や
カロリーを気にしている方もいるのではないでしょうか?
 
筋肉を落とさずにできるだけ脂肪を落とす方法として
『1日の制限するカロリーは500kcal以内にすること』が挙げられます。
なぜ?かと言うと、500kcal以上の制限をしてしまうと体重の減少とともに
筋肉量も減りやすくなってしまいます。
(もちろん摂取カロリー、消費カロリーを考えた上で)

長山24.png


一気に体重を落とせなくて歯痒い思いをするかと思いますが
筋肉量が減少してしまうとリバウンドにもつながっていく可能性がありますので
健康的に減量していくためには徐々に落としていく意識も重要になってきます。
 
自分の失敗談があります。
一昔前に糖質制限ダイエットが流行った際に実施してみたところ
約20kg程体重を落とすことができたのですが、筋肉量や握力といった筋力に関しても
大幅に下がってしまうました。その後は徐々にリバウンドしてしまうこともありました。

長山23.png
 
言いたいこととしては健康的に筋力・筋肉量を維持したまま痩せていくためには
1ヶ月で数十キロ痩せました!はあまり良くないと言うことです。
 
今後も研究によって明らかになっている科学的なダイエット情報をお伝えしていきます。
 
 
参考文献
Garthe I, et al. Effect of two different weight-loss rates on body composition and strength and power-related performance in elite athletes. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2011 Apr;21(2):97-104.
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R4.No.5.

(2022年7月11日 10:36)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
 
千歳も暑くなってきましたね。
屋外の活動での熱中症には気をつけましょう!
 
今回は朝練です。
今月からは『肩関節』を中心に行っていきます。
 
私たち外来リハビリ班でも
肩関節周囲炎や肩鍵盤損傷・断裂、上腕骨骨折後などで
関わらせていただく事が多数あります。
 
多くの人が痛みや、関節の可動域制限が問題となり
普段の生活での支障(ズボンがはけない、洗濯物が干せない、ふとしたときに物を取るときに痛いなど…)
の訴えが多いです。
 
基本的な骨や筋肉、靭帯などの触診から初めて
動作の中での関節の動きや問題点の鑑別などの練習を行っていく予定です。
 
本日は基本的な骨の触診を行いました。
 
次回も頑張ります!


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背中の曲がり具合と認知症の関係

(2022年7月11日 09:49)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
 
本日のテーマは背中の曲がり具合と認知症の関係です。
 
年齢を重ねてくると自然と背中が丸まってくる事があります。
また、筋力低下によっても筋性に脊柱を支える事ができなくなり
重力に負けてくる事で背中が丸まっていく事があります。
 
結論としては背中の丸まりと認知症は関係する可能性があります。
(特に男性では)
 
具体的な基準としてはレントゲン上で測定し判断します。
(今回はわかりやすく写真に線を引いています。)
首(頸椎)の骨の1番したの部分が骨盤の骨(仙骨)から離れてどれだけ
前側に偏位してしまっているかが重要になってきます。

長山22.png

男性50歳以上かつ 10cm以上離れている、70歳以上かつ 9cm以上、80歳以上かつ 7cm以上の場合、認知機能低下が起こっている可能性が高いと主張しています。
また、女性では50歳以上では年齢にかかわらず7cm以上の場合やはり認知機能低下が起こっている可能性が高いと報告されています。(Nishimura H 2022)
 
直接の因果関係は不明ですが背中が丸まってしまうことにより
運動機能の低下などとの関連も報告されていることから(佐藤)
活動量が低下した結果、認知機能への影響もあったのではないかと予測されます。
 
背中を伸ばす運動としては壁に背中を押し当てたり背中を伸ばした状態で1分ほど
深呼吸することから始めて見るのをおすすめします!
 
 
引用文献
①Nishimura H, Ikegami S, Uehara M, Takahashi J, Tokida R, Kato H. Detection of cognitive decline by spinal posture assessment in health exams of the general older population. Sci Rep. 2022 May 19;12(1):8460.
②佐藤 慎一郎 円背が地域在住高齢女性の身体機能・ADL・健康関連QOLに及ぼす影響 Vol.40 Suppl. No.2