千歳市リハビリ病院 久々再開!!︎レクリエーション

(2021年6月23日 15:07)(ホクマンレク)

こんにちは!北星病院広報部です!

先日は回復期病棟で
レクリエーションがありました!

コロナ禍で
長らく集団リハビリの自粛を
していた回復期病棟でしたが、

ワクチン接種も始まり、
少人数から少しずつ
レクリエーションの再開をすることに
しました!

本日のメニューは…
鉄板企画!!︎「魚釣りゲーム!!︎」
20210623ogawa2.jpeg

開始前にはしっかり
準備体操をして〜…
20210623ogawa.jpeg

いざ!!︎勝負!!

沢山釣った方はもちろんのこと、
釣った魚によって得点が異なるので
結果発表までドキドキの勝負となりました!

少人数ではありましたが、
和気あいあいと楽しめました!

今回の企画者は
作業療法士 中田!
20210623ogawa3.jpeg

入院患者さんの笑顔が見たい一心で
この度、企画に力を入れました♪

レクリエーションを通して、
楽しみ活動の拡大や、
日付けなどの見当識の維持、
ゆくゆくは離床時間を拡大したい!!
という目標をかかげ

十分な感染対策の元、
今後もさらにレクリエーションの幅を
拡大し実施する予定だそうです!

以上、広報部小川でした♪
通所リハビリブログ 第60号 園芸スタート!

(2021年6月16日 16:11)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
6月に入り、天気も良く暖かい日が続いていますね!
暖かくなってきたとのことで、今年も園芸活動が本格始動しました!(^^)/
今回はその様子をご紹介します!
 
20210616苗植え①.JPG
20210616苗植え②.JPG

 
今年は昨年と同じく、希望されたご利用者様おひとりずつのプランターをご用意しました!
皆様にお好きな花の苗を選んでいただき、実際に苗を植えてもらいました!
お花が好きな方も多く、ご自宅でお花を育てられたことがある方などは、手際よく植えられていらっしゃいました!
 
20210616苗植え③.JPG
 
なかにはミニトマトの苗を選ばれた方も!
ご自身で植えることが難しい方には、職員が植えているところのお手伝いをしていただきました(^^♪
 
20210616野菜①.JPG
20210616野菜②.JPG

 
また、センター横には“わくわくファーム”という畑があり、様々な野菜を育てています!
今年はトマトやネギ、枝豆、ヤーコンなどたくさんの野菜を植えました!
リハビリにて天気の良い時は外を歩かれるご利用者様もいらっしゃるため、成長の様子見てもらいながら、歩行練習などをしていただいています!
 
20210616ちびっこファーム①.JPG
20210616ちびっこファーム②.JPG

 
今年は院内の保育園の子供たちも一緒に野菜を育てています!
ガラス越しに苗植えや水やりの様子などを、ご利用者様に暖かく見守っていただいています!
 
お花や畑作業は好きだけど、ご病気などにより身体が思うように動かず、ご自宅でお花を育てるのはちょっと大変だったりする方もいらっしゃるかもしれません、、、
そういった方も、職員と一緒に行うことで安全に楽しく作業ができたり、自宅で作業するための動作練習として行うことができます(^^)/
 
是非ご興味がある方は、感染対策を行いながら体験ご利用も実施しておりますので、ご連絡いただければと思います!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

千歳市リハビリ病院 夏の思い出

(2021年6月14日 13:12)()

こんにちは!北星病院広報部です!

少しずつ気温が上がって
夏が近づいてきました!

病棟の掲示物も
華やかになってきましたよ(^^)
20210614小川.jpeg

北星病院では
掲示物も大切な取り組みのひとつ!

入院生活の中では、
病気や怪我の治療、
会いたい人に会えないことなどで
気持ちが沈んでしまったり、
時には認知症のリスクが高まってしまうことも
あります。

そんな時に
掲示物を見て、
季節を感じてもらったり…
ご自身の夏の思い出をふと思い出してもらったり…
誰かとの話のひとネタになったらいいなあ。

そんなことを考えながら、
今回もせっせと準備をする
リハビリスタッフでした!
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以上、広報部小川でした♪
気温が上がってきたので要注意! 熱中症に関して

(2021年6月14日 13:02)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

先週、今週と夏の暑さになってきましたね。
そろそろ緊急事態宣言の期限も近づいてきて
外に出ることが増えることかもしれませんね。

外で運動したり遊んだりするときに
熱中症になって具合が悪くなる方が多くいるかと思います。
本日は熱中症を予防するために気をつけることを紹介したいと思います。

そもそも熱中症とは…
自分の身体で作る熱と身体から出ていく熱のバランスが崩れて
自分の身体の中に熱が残りすぎている状態です。

具体的な症状としては以下のようになります。
また病院受診の基準も合わせてご覧ください。
20210614外来1.png

実際に症状が出てしまってからは温度が低いところで水分補給を
したり、病院へ受診するといった方法がありますが
重要なのは予防していくことになります。

予防の方法としてはいくつかありますが
簡単な方法としては水分補給になります。
水分摂取をすることで体温を下げたり
汗をかいて失っていく成分を補給することができます。

『水分』補給とありますが水だけを摂取すれば良いわけではありません。
私たちの身体の血液は少しの塩分の入った水と同じ浸透圧の血液が流れています。
汗の中には水だけではなく塩分も一緒に身体の外に排出されてしまうので
水だけを運動中などに補給してしまうと身体の反応で、これ以上血液中の
浸透圧を下げないように水を飲む気がなくなってしまいます。
なので水と同時に塩分も摂取していく必要があります。

具体的にどのくらいの量を摂取すれば良いのかですが…
基本的には
マラソン競技では1時間あたり400~800mlと言われています。
しかしその日の気温や体調、運動の強さなどによっても変化しますので
喉が渇いたと感じる前にこまめに水分を摂取していくことが望ましいと思います。
体重が2%以上減っていれば(体重60kgの人は1.2kg減少以上)
その後0.3%ごとに深部体温が約0.3℃上昇していくと言われています。
なので運動後に体重を確認し2%以上減少しているようであれば
摂取不足なので要注意となります。

種類に関しては具体的な商品名は避けますが
スポーツドリンクの中でも
人の血液の浸透圧より低いものを選べば吸収速度は速いので
運動中に適していると言えます。
(興味がある方はスポーツ飲料の公式サイトを色々見てみてください)


参考文献
①熱中症診療ガイドライン 2015
②呉泰雄 運動中のハイポトニック飲料の自由摂取が体液および電解質バランスに及ぼす影響 スポーツ科学研究, 8, 144-154, 2011 年
③競技者のための暑熱対策ガイドブック(独立行政法人日本スポーツ振興センター 国立スポーツ科学センター)
④スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック(日本スポーツ協会)
音楽療法ブログ第1号~音楽療法のはじまりは、、、紀元前!?~

(2021年6月11日 10:00)(通所リハビリブログ)

音楽療法士の青木梨央です。昨年4月から北星病院通所リハビリセンターで音楽療法を開始しました。
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“音楽療法”と聞くと、
言葉は聞いたことあるけどな~
音楽で癒すことかな~   
など音楽療法のイメージは曖昧で、まだ馴染みのない分野かなと思います。
そこで、これから定期的に音楽療法の素晴らしさや、音楽が心や身体にどのような効果があるのかを掘り下げていき、皆様にお伝えしていきたいと思います!
 
 
初回の今回は、「音楽療法の歴史と今」についてです!
 
まず、音楽療法はいつからあるのか。
なんとその始まりは… 紀元前なんです!!
 
〈ギリシャ神話〉
登場するオルフェウスは竪琴弾きで、その音楽の力を病の治療に用いていたと記されている。
〈旧約聖書〉
ユダヤの王サウルの心の病を羊飼いの若者ダビデが竪琴を弾いて治した逸話がある。
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ギリシャの哲学者アリストテレスは、『音楽には情緒を発散させるカタルシス効果がある』と述べ、プラトンは『音楽は魂の薬である』と述べています。
薬や医療が確立していなかった紀元前から、人は音楽の力を感じ、治療として音楽が用いられていたようです。
意外にも音楽療法の歴史は古かったのです!
 
20世紀になり、アメリカでは1956年から公認音楽療法士が誕生し、日本ではその約40年後の1997年に認定音楽療法士が誕生しました。

現在、日本の認定音楽療法士は2,461名(2021年3月末日現在)理学療法士は129,875名(2021年3月末日現在)であり、比較すると音楽療法士はとても少なく貴重で、これからさらに発展していく分野だと考えられます。
 
実際に通所リハビリセンターでは、感染症対策を行いながら音楽療法を毎日実施しています。
 
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音楽を聴くだけではなく、音楽に合わせた身体活動や楽器活動、脳トレを組み合わせるなど、目的に応じて行っており、ご利用者様からも大変ご好評いただいております。
 
今後は、活動の場をリハビリセンター以外にも地域へと広げていきたいと考えています。ご興味のある方は、北星病院通所リハビリセンターまでご連絡下さい。
 
以上、『音楽療法の歴史と今』でした♪
 
次回は『音楽が気分や感情とどのような関係があるのか』をお伝えする予定です。お楽しみに♪
 
引用文献
William.B.Davis.,Kate.E.Gfeller.,Michael.H.Thaut.栗林文雄(訳)音楽療法入門Ⅰ