(2021年6月 3日 15:54)(外来リハビリブログ)
こんにちは!北星病院外来リハビリ班です。
本日は朝練です。
テーマは『膝蓋骨不安定症(膝蓋骨脱臼)』に関してです。
膝蓋骨不安定症(膝蓋骨脱臼)とは
運動や軽微な外傷で発症する膝蓋骨脱臼や亜脱臼の総称となっています。
脱臼は膝の皿の部分が外側に脱臼しやすくなっています。
ジャンプをした際や踏ん張った際に膝の筋肉が強く収縮したときに
脱臼することがあります。
10歳代の女性に多く初回脱臼をすると数十%の確率で再脱臼の可能性も出てきます。
また痛みも日常で感じるようなことがあります。
生まれつきの要素(骨の形状や関節の緩さなど)の影響があることとや
2次的に筋力低下や動きに異常が出てくることがあり、更に
それが問題になってくることがあります。
骨の形状など生まれつきの要素もありますが
治療としては痛みの出る動作の改善や筋力・柔軟性の改善を
行い疼痛の軽減につながるように実施していきます。
また、必要に応じて装具の検討も行なっていきます。
お困りの方はご相談ください!
参考文献
①公益財団法人日本整形外科学会