(2021年1月19日 11:02)(外来リハビリブログ)
こんにちは!北星病院外来リハビリ班です。
過去にやった膝シリーズを更にまとめて詳しくやっていきます!
前回記事はこちらです↓
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-238.html :①
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-240.html :②
今回は
- なぜ膝が変形すると痛みが出る可能性があるのか?
- 筋力が減少するとなぜ膝の負担が増えるのか?
- どんな人の痛みが増加してしまうのか? などを詳しくやっていきます。
まず最初に、膝が痛い!という人や
既に医者から変形性膝関節症と診断を受けている方は
沢山いるかと思います。
実際にレントゲンで変形性膝関節症と判断される人数は
約2530万人といわれています。(吉村 2010)
実際に痛みなどの症状がある方は800万人といわれています。
日本人に多い、いわゆる変形性膝関節症は
O脚(ガニ股)といわれる変形をしている方が多いです。
ではなぜO脚だと膝が痛くなるのでしょうか?
O脚になると膝が外に逸れていくような形になります。
その為重心から膝が離れていってしまうため
負担が大きくなり痛みが増強してしまうような
可能性があります。
なのでO脚の人は膝が外に逸れているのを
修正していく必要があります。
ご自分の膝のチェックの仕方は過去記事またはこちらになります。↓
おススメの運動はコチラになります。
またせっかく運動して膝の調子がよくなっても
肥満などの状態では逆に膝の負担が強くなり
痛みが増強される事がありますので
自分の膝が痛まないようにマネジメントしていく必要もあります。
次回は膝の曲げ伸ばしに関してやっていきます!
引用文献
①吉村典子:一般住民における運動器障害の疫学―大規模疫学調査 ROAD より.THE BONE 24:39-42,2010
②小川 内側型変形性膝関節症に対する下腿内旋エクササイズを 含む運動療法・徒手療法が症状および身体機能に及ぼす 即時的効果:準ランダム化比較試験北海道理学療法 2018