(2020年11月28日 12:25)(外来リハビリブログ)
こんにちは!北星病院外来リハビリ班です。
本日は朝練です。
テーマは鎖骨骨折後の肩関節可動域制限です。
鎖骨とは首の根本にある骨で
肩の関節の一部を担っています。
肩の関節と言うと腕の骨と体幹での繋がりを
イメージされる方も多いかと思われます。
実際は上腕骨(腕の骨)と鎖骨、肩甲骨、胸郭、胸骨等で細かく構成された関節となります。
赤丸の所が肩関節の一部です。
がっしりと骨で支えられている関節ではないので
自由度が高く色々な方向に動かすことができる関節になります。
今日の朝練ではその肩関節の一部の鎖骨に絞って練習を行いました。
骨折後の患者様は骨が治るまで装具を装着して生活することが多いです
(大体骨がくっつくまで4週間程度かかります)。
なのでその間は肩を大きく動かしたりすることが難しくなるので
鎖骨の周辺の筋肉が硬くなったり筋力が落ちて骨が治った後でも
肩が上がりづらくなったり痛みが出たりすることがあります。
肩をバンザイするときには鎖骨も一緒に動いてきますので
鎖骨を触診しながら動きを確認することや鎖骨に付いている靭帯の触診の練習を行いました。
次回も頑張ります!